武士は食わねど高楊枝。
『一命』
なんだろな〜、ただの人情劇でした。
海老蔵の声や目力はさすがにどの役者よりも際立ってたけど。
竹中直人、なんの存在感もなかったね。
たまたま実家にあったから観たようなものの、
劇場にまでは足を運ばないだろうなぁ・・・。
瑛太の切腹痛そうだったな。
てか、海老蔵の親父と瑛太がもっと副業を増やせば良かったんじゃないのか・・・。傘屋と寺子屋だけじゃあ食ってけねーだろう・・・。もっと手にマメ作って汗水垂らして働けば、こんな不幸なことにはならなかったよね。
ちっぽけな武士の誇りが残ってたばっかりに・・・。
オリジナルの方を観てみたくなった。
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『るろうに剣心』
佐藤の剣心がアニメからそんまま出てきたようで、
女性ファンはもうそれだけで満足じゃあなかろうか。
剣心にマジで恋してた原作ファンも、このビジュアルは納得では。
懐かしいな〜、ジュディマリ、川本真琴、シャムシェイド、
キュリオ、イエモン、ボニーピンクまでが主題歌やってたもんな。
まあ漫画もアニメも画はそんなに好きじゃないんだけど。
もうかなり忘れてしまってるし最後まで読んでないので、
完全版を買って読もうかな、などと思いつつ。
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「龍馬伝」を観てた時、「これは今までの大河とは違う!」っていうのはあった。
殺陣はこの作品が一番満足、スッキリ。
女性陣も乙女乙女してないので良いし、
斎藤一が江口ってのも良し。(新選組は斎藤推しですので)
アクションシーンの時のゴム刀のしなり具合がちょっと気になったけど。
特に佐之助とのシーンで、着地後、明らかに鞘が変な角度に曲がってしまってる。これ修正できなかったのか??おかしいでしょ!!
「あずみ」とか「SHINOBI」とかその他のアクション映画でも言えるのだけど、敵役の変なハイテンションうざい。ホントうざい。ネオ時代的な侍ビジュアルもなんかいつも似たり寄ったりだしね。
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まあでも剣心が可愛いのでいいんじゃないでしょうか。
続きの2本は夏にDVDが出るのでそれまでお預けです。
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2015.05.04 Monday | cinema | - | -
『13人の刺客』
「斬って斬って斬りまくれー!!」の予告を観てから、
ずっと観たかった映画。
『クローズZERO』のどつき合いのファンなので、
それが殺陣になるってだけで期待大☆
日本語、ドイツ語字幕で観たんだけど、ドイツ語字幕に無理があり過ぎて、気になってしょうがなかった(笑)
やっぱさ日本語って最小限話して通じるってとこがいいわけで、
あと微妙な言い回しとか侍言葉とか自分を卑下した言い方とか諸々は、そのニュアンスを伝えるのも難しいと思うんだけど、変に直訳しすぎてて。それじゃあ全然意味違うよ!そういう意味で言ってんじゃないよ!と、イライラもどかしかったです。
「お命頂戴する」とかね、「おまえを殺す」とかでいいと思うんだけど。
案の上旦那には詳しい内容は解からなかったみたいだけど、
(地名なのか人名なのかどうかも区別がつかないようだし、御目付何百石とかも解かんないし、力関係とか参勤交代とかもうなにもかも知らないし)
まあチャンバラバラバラで、そこらへんは楽しめたようです。
「なんでいちいち切腹?」「なんで今斬っちゃわないの??今斬れるやん!」とか色々申してましたが、「武士道だよ、武・士・道!精神の問題」ってそこは言い聞かせ。

吾郎ちゃんの鬼畜ぶりが良かったですなあ。
(SMAPの中で一番好きな顔は吾郎。エレカシ宮本もそうだけどあの目元な)
その目が一切物言わないんだよね。
目で演技しない。口調で演技しない。汗かかない。
淡々としてるんだけど(演技が下手なのもあるかもだけど)、時々見せるフフッな笑みが最高。
個人的には斉藤工殺害シーンも、その妻を凌辱するシーンもきちんと描いて欲しかったけど(三池だもん、それぐらいやって欲しかった)、ダルマにされた女性はちゃんと見せてた。
自分「ぼっけえきょうてえ」はまだ未見なのだが(さすがに勇気いるよあれは)、でもこれくらいなら特に驚かないので普通に観てたけど、免疫のない旦那にはひいっ!だったようで(笑) まあ眉なしお歯黒もね、ひいっ!だろうけど。(「かぐや姫の物語」でも姫は抵抗してたが)
その他にも色々非道なことを繰り返す吾郎ちゃんだけど、
最後の乱闘になってから「わー!生きてるってこんなに楽しいのね☆死と隣わせ。初めて生を感じる!戦国時代ってこんなんだったんだろうね!僕が老中になったら戦国時代復活させちゃおう☆」って、
イスラム国に参加しちゃう最近の若者の心境になっちゃってました。なにこの予言。
さすがに死に際は「痛いよー僕死ぬのかな、怖いよー」って無様な姿を曝してましたが、そんな彼の首をはねるのはむしろ優しすぎるんじゃないかね。
そんな情けあげずに痛いままゆっくり死んでいけばいいのにーなんて思いましたよ。
苦しみからの解放なんて必要ないじゃないか。

豪華なキャストが揃ってるけど、やっぱり伊原剛志カッコいい。
(前からファンなのさー、すっごいすっごいファンなのさー)。
伊原は居合い型なんよね、なので地面に刀を刺しておいて、一回ずつ抜いて斬る!斬る!斬る!「俺の背後に逃れた奴は1人残らず斬れ!」的な男前発言もあり。
あと松方兄やんの安定感というか安心感というか。
いるといないとで全然違う!!!
殺陣もね、もうなんか余裕だよね!さすが経験が身体から滲み出とるよ!!若い奴らの小手先ひょいひょいじゃないんだよ、シュワッ、ぐわわわああん!て迫力。
話は仲間集めから作戦会議とそこらへんはちょっと何も起こらなくてたるんでるんだけど、ラスト50分の殺陣が観たいばかりに鑑賞したので、そこはまあ満足です。
でももっと血飛沫あるかと思ったの。
三池だからさ、首から血ブッシャーッとか袈裟斬りされて身体ずれちゃうとか、もっとグロテスクかな、って期待してたんだけど、そうでもなかったよね。
そういうのあっても良かったと思うけど。
もっともっと日本刀の活躍を観たかったよ。
でも「47RONIN」の何十倍も良かったのは事実。
あっちは47人より13人の方がいい活躍してました。

海外版だったので、伊勢谷×岸辺のおっちゃんのシーンがカットされてて非常に残念でした。そこ観たかったのにーーー!!
ラストに出てきた伊勢谷はきっと山田の頭の中の幻影なのかなって思う。
あんな首刺されてたら、生きてるわけないでしょうに。
血が流れ出た後もなかったし。しかしええキャラやったな奴は。
映画が終わったあとに、自分が持ってる刀とか武士の歴史とか、
刀術の本を旦那に見せたら呆れてた。
友達がMyojoだのマーガレットだの何だの読んでる横で、
自分はそんな本を読んでた高校時代・・・(笑)
西洋の騎士は剣と楯を持って戦うけど、
やっぱり自分は日本刀を両手で持って戦う姿が好きじゃ。
刀抜く時の音も、反射する光も好きじゃ。











 
2015.04.27 Monday | cinema | - | -
『かぐや姫の物語』 
『かぐや姫の物語』
ようやくドイツで発売になったので鑑賞。
わー!竹取の翁めっちゃカワイイんすけど!!
なにこのポヤポヤ感。じっちゃま感。可愛いすぎる。
姫の幼少の頃はなんとなく中島潔の絵(苦手)を彷彿とさせなくもない。
そして見事に描ききったね!子どものすっぽんぽん!
駿が描きたくても描けなかったものを!サラッとやっちゃったよ!
宮崎の映画では声に違和感を感じることが多々あるけど、
こっちでは声のキャストが全部ピタッときてて、全てがスーッと溶け込んでた。地井さんも凄い良いし、朝ドラや大河で聴きなれた宮本信子の安心感っての? みんな良かった。

クライマックスの月からのお迎えのとこが、
なんか、なんか、ビックリ。
もちろん姫は捨丸兄ちゃんと一緒になることは出来ないので、
原作通りに月に帰らなくちゃいけない事はわかるけど。
(一瞬でも妻子を捨てて竹の子と駆け落ちしようとした捨丸兄ちゃんは、その後心身穏やかに妻子と共に暮らしていけたんだろうか、や、それはないなw!)
ちゃかぽこ、ちゃかぽこの音楽もインパクト大だし、
無情な月の使者が、姫の訴えに耳を貸さず、下界の人間への一切の同情なしにサクーッと姫を連れていっちゃうとこなんかも良い。しかも夜空の月に消えてくんじゃなくて、宇宙までいっちゃってたからね。地球出しちゃった。
あそこで姫が振り返ることで、彼女は全てを忘れきってはいない(=月に帰っても地球への郷愁に苦しめられる)ってことが解かる。そしてまた竹の子として地上に堕ろされることになるのかも。

「竹取物語」というだけあって、話のもう1人の主人公は竹取の翁。
なんか気の毒なほどに純粋で切なくなるのう。
母親は最初からしっかりとしていて、いつでも娘の側にいるし、
その心身の変化にも敏感に気付くし、頼りがいがあるのだけど、
翁は男性脳というか、筋違いの優しさ、勘違いの幸せを妄信して、
空回りする感じが現実の子育てにもよくあることなので、見てて痛々しい。
実際された方はおせっかい、有難迷惑、愛情の押し付けで息苦しく感じるのだけど、本人がほくほく上機嫌なもんで遠慮して言えないっていうね・・・。
じゃあいつまでも気遣って自分を殺してもいいのか、っていう。
でも自分出すとその人を傷つけるし、っていう葛藤。
実際には姫の成長速度はめちゃめちゃ早いから、
翁が一所懸命姫を育てたって言ってもたったの数年なんだけど、
そんなたった数年で思春期に突入した女の子の気持ちなんざあね、男親には理解しがたいだろう、ましてやあんな時代、価値観が全く違うんだから、女ですら若くして高貴な方に嫁いでこそ、な考えなわけだから、
姫の21世紀型の思考回路なんて、まったくわからんだろう。
時代はロハス、エコ、ビオ、田舎暮らし万歳なんだ!(ちゃうか)
でもそんな姫も結局は好きな人と一緒になることが幸せ、ってとこに落ち着くので、うーん、うーん、そこはやっぱちゃうねん、ってしこりは残るけどもね。ようはそっからじゃあどーするの、って話だから。そこで完結したらディズニーと同じやん。


古典が苦手だったので「竹取物語」もほとんどちゃんとやらなかったけど、
でも冒頭の文や登場人物の名前は記憶に残ってるもんなんだなあ〜、
そういや、そんなエピソードあったな的な。
あと高校受験で自分はもう推薦決まってたけど、
ヤンキーの友達の監視兼付き添いで受験した女子高の試験に「竹取物語」が出て、問題に「この話で、世間一般に昔話として知られている人物は誰か」みたいなのがあって、試験終わりの休憩時間に友達や他の受験者が「えー!?かぐや姫なの?竹取の翁って書いちゃった!」って言ってて、もうなんと声をかけていいのやらわからなかった。
その後隣教室にいたヤンキーと友達が喧嘩し始めるわ、
英語の試験は「え?冗談でしょ?これが高校受験の試験問題?」ってレベルで、なんだろ・・・、もし自分があの高校に通うことになってたら人生えらいことになってただろうなーって思う。

話それたけど、この作品は圧倒的に女性の支持、ファンが多いんじゃないかと思った。
大して大きな盛り上がりもなく話が進んでいく中で、
女性の細やかな心象変化についていけるのは、やっぱり女性なんじゃないかと。
構想から8年らしいけど、企画やら作画が煮詰まってただけで、
アニメーション製作は2年くらいでしょ?
あの枚数をやりきったって凄いわ・・・。
世界に誇れる傑作だと思います。
噂の帝の顎もしっかりと目に焼きつけました。





 
2015.04.26 Sunday | cinema | - | -
『47RONIN』
なんか無性に、殺陣を観まくりたいぜ!ってので、
『るろうに剣心』『13人の刺客』『一命』『47RONIN』を入手。
『一命』はたまたま旦那の実家にあったので(なんで?)借りてきた。
ドイツ題『HARAKIRI』になってました・・・。
剣心は3部セットになったら買おうと思って待ってたのだけど、
値下げされてたので買ってもた。

まずは『47RONIN』から。
キアヌが侍ね、って理由だけで選んだです。
大コケして、巷で叩かれまくってもう地面にめり込んでるくらいの出来なのは、最初からわかってたです。
だって、ドイツ版DVDのパッケージ、これですよ??

わああ・・・・・・(°∀°;)
これのどこに「忠臣蔵」の要素があるかね??
裏パッケージも、クリーチャーの写真しかありませんでした。
あの獣と、坊主頭の巨人と、ドラゴンね。おいおい・・・。
タトゥーの人とかもう一瞬しか出てないのにね。(有名な人らしいけど)
日本版はこれ。

忠臣蔵にせよ、ファンタジー系にせよ、
見事に両ファンをガッカリさせることには成功してる。
CGもなんかしょぼいしのう・・・。なんかゲーム画面みたい。
コスチュームもそうだし、あの長身の鎧の侍なんか、
最初のステージの小ボスって感じよな・・・。
天狗怖いし、夢に出そう。

少年期のキアヌを演じたダニエル・バーバーという俳優が、
キアヌの若い頃にそっくり!で、自分やっぱこういう顔好きやわー、
めっちゃ好きやわーと。(ジョセフ・G・レヴィット然り)
それだけ知れただけでも観たかいあったけど。
あと、やっぱりキアヌの走り方って変だ。なんか身体のバランスがね。

キャストは真田さんが健気に本当に頑張ってたけど、
もうそれが涙ぐましいというか。
柴崎コウは劇中ずっと三白眼なだけで棒だし、
逆に凛子の頑張ってる感が虚しい。
浅野もパッとしないし。(年々彼の顔が嫌いになる。あの目が嫌だ)
字幕なしのオリジナル英語で観たんだが、
もう途中から話とかどーでもよくなって、
旦那に地盤の「忠臣蔵」の話を聞かせていた。
旦那が血判状を見て、「だから日本ってハンコを押す時に赤いインクなんだね!」って言ってたけど、確かに朱肉は赤いが何か関係あるのかなぁ?? (因みにドイツでは公式文書のサインには黒か青のインクを使う)
あと赤西見て、「彼は人気あるんだろうね!日本の女の子が好きそう!」て。「よくわかったね、アイドルグループの1人だったんだよ」にしても眉毛描きすぎじゃね??
なんで「切腹」なのかはホント理解できないらしい。
めんどくさくて説明しなかったけど。
あと自分兵庫県出身だけど、まだ赤穂って行ったことないや。
倉敷行った時に通過しただけだな。

肝心の殺陣だけど、なんかもうそれも全然興奮しなかった。
クリーチャー相手ってのもね・・・。
主の仇とる時はどつき合いだし。
なんか、ほんと色々金かかってんのはわかるんだけど、
もうドブに捨ててるようなもんで、
やっぱりなんだ、ハリウッドってのは色々壮大にしなきゃ気が済まないのかね。スケールでかくすりゃいいってもんでもないんよね、日本人の精神性とか武士道とかって、そういうスケールで測れないものなんよね・・・、とか思ったり。
昔正月に2日連続放映よくやってた「忠臣蔵」が久々に観たくなったよ・・・。







 
2015.04.18 Saturday | cinema | - | -
『ダラス・バイヤーズクラブ』
ベルセバの新作を聴きながら書いております。
ミック脱退してたんだな!知らなかった〜。
なんだかペットショップボーイズを聴いてるような、
くすぐったい感じがするのう・・・。
ドイツにツアーで来ないかなあ・・・。

で、映画、面白かった。
アカデミー文句なしに獲るだろこれなら。
個人的にはソダーバーグに撮って欲しかったな。
まあソダーバーグ引退しちゃったし無理なんだけど。
本人とは判らないほどにガリガリに痩せたマコノヘイと、
ジャレッド君(もう43才!)。その脚線美☆
ジャレッド君は元々がこんなアンニュイな雰囲気なので違和感なし。
(余談だが、私は男性が女装してストッキングを履いている脚が好きだ。膝の骨ばった感じとか、筋肉の浮くふくらはぎとか。松ちゃんポリスの松ちゃんの脚も好き)

とても苦しい状況におかれた主人公、
でもどこか飄々としているところがいい。
これNYが舞台とかだったらもっとじめっとした感じになるんだろうけど、カウボーイの世界だからね、武骨で男臭い生き様がいい。
自分の奔放な性生活が招いた悲劇に自暴自棄にならず、
感染後は娼婦相手にも性交渉しない態度が男前。
(すでに感染してる娘ことはヤッちゃうのにね)
主人公は、HIV判明後にやさぐれていた前半と違って、
後半は点滴お供にしながらでも、表情は生き生きとして肌艶も良く見える。

気になったのは、1985年が舞台の実話なんだけど、
日本に薬を仕入れに行って渋谷が映った時に「ケータイ」の看板が出てたのは失敗だよね。
たぶん本人は日本に行かずに景色の合成だけしたんだろうけど、
日本から帰ってきた主人公が空港で使っているバカでかい携帯電話と、「ケータイ」の看板は釣り合わないよ(笑)
そもそも携帯をケータイって書くようになったのここ10年くらいじゃね?
医者なんかも全員向こうで揃えた役者使ってる感じだったしなぁ。





 
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